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やけくそに近い雑記ブログ

性懲りもなく公文式に10年通い続けた僕がメリット・デメリットを語る

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「くもん♪いくもん♪」のCMでお馴染みの公文式 

 

自分はその公文式に、恐ろしいことに10年も通っていました。


だいたい公文式というのは、せいぜい長くても4年ぐらいで辞めてしまうものなのですが、自分は辞めどきが分からずだらだら続けてしまいました。
5歳から15歳まで通っていた訳ですが、これだけ長く通っていると公文式の色んなところが見えてきました。

結論から言うとお子さんを公文式に通わせるメリットは十分あります。ただ、僕みたいに10年も通い続けるのは正直微妙だと思います。

 

公文式は普通の塾とは形態がだいぶ違います。
普通の塾は教壇に先生がいて、ホワイトボードに勉強内容を書いていく形態だったりしますが、公文は違います。

公文は先生が授業を行ったりはせず、自分で出されたプリントを勉強していきます。分からないことがあれば、先生に聞きにいきます。

そういう特殊な塾なので、良い所、悪い所がかなり明確に出てきます。

 

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公文式のような尖った塾に通わせるのは、子供のその後の人生において深い影響をもたらすでしょう。

自分も公文式にはかなり人生を変えられました。そして狂わされました。
公文式をやっていなかったら今頃自分は何をしていただろう。今より幸せだったんだろうか……。なんてことを仕事中ふと考えたりします。

なので公文式に子供を通わせるかどうかは慎重にならなくてはいけません。

今から、自分が公文式をやることを「メリット」、「デメリット」を挙げていきます。これを見て、迷っている人は子供に合うかどうか考えてみて下さい。

メリット

1.計算スピードが驚異的に上がる

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これはマジです。

公文式の算数のプリントは良く出来ています。
公文式の算数プリントには数多くの問題が乗っています。その問題を公文式は解いていく訳ですか、本当に問題の量がめちゃくちゃ多いです
しかもその大量の問題を、何回も繰り返し解いていく訳です。

他の塾ではここまで大量に問題を解かされることなんて無いでしょう。それもそのはずで、先生が教壇に立つ授業形態の塾では、問題をたくさん解く時間がとれないのです。

自分も計算力だけは大人になった今も他の人よりも優れているという自信を持てるようになりました。特に2桁かける2桁の掛け算には自信があります(笑)

たくさん計算問題を解けば脳も活性化されます。難しい問題を長時間かけて解くよりも簡単な計算問題を大量に解くほうが脳は働くと言われています。

2.集中力が身につく

たくさんの問題を早く解く訓練を公文式はたくさん行います。すると学力だけでなく、集中力も同時に身につきます。

学校の授業中集中できなくて立ち歩いてしまうようなお子さんには、公文式に通わせてみるのもいいかもしれません。
集中力がアップすれば、そのような落ち着きのない行動もなくなるでしょう。

また公文式が他の塾と大きく違うのは問題を解き終えないと帰れないという点です。
問題を早く解けば解くほど遊ぶ時間が増えるので、子供は早く終わらせようとします。
そうして集中力が身につくこともあるでしょう。

集中力が身につくと勉強だけでなく、あらゆることに役にたちます
例えばサッカーをやっている子は集中力がアップすればボールを蹴る精度も向上するでしょう。

3.英語の「話す」、「聞く」が得意になる

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公文式の英語の教材は非常に独特です。
英語の学習教材を選ぶと、まずCDが渡されます。そのCDから英語が流れてきて、生徒は英語を復唱します。3回ぐらいそれを繰り返した後、先生の所へ言ってさっき復唱していたことを発表します。

こういったことは学校の授業では行いません。学校の授業では文法を覚えたり、長文を読み込んで設問に答えたりするようなのが大半です。
つまり学校では「読む」、「書く」の勉強しかやってくれないんですね。

なかなか「話す」、「聞く」の授業はやってくれない
なので、公文式でそちらの勉強もやれば全般的な英語の能力が身につくわけです。

これは非常に大きいと思います。大学のセンター試験などでも、リスニング問題の配点が非常に大きくなっております
にもかかわらずまだ学校側が十分な対策ができておりません。

小さいうちから英語をたくさん聞き、そして話せば大学受験においても大いに役に立つことになるのです。

4.児童書をたくさん読むようになる

続いて国語の話です。
公文式の国語の教材は、児童書の一部を黙読し設問に答えていくというものです。(国語に関しては学校のテストの問題形式と対して変わらない。)
選択される児童書はだいたい学校の図書室に置いてあるものです。

公文式の教材は児童書の一部を抜き出しただけですので、子供は教材を解くだけでは、その物語の結末を知ることができません。

お話の結末を知らないとモヤモヤしてきますよね。子供の大人もそれは同じだと思います。
なので子供は気になった図書室に向かう訳です。そしてお目当ての本を読みます。

こうやって子供は多くの本を読むようになるのです。

たくさん本を読め、読解力も身につくし、集中力だって上がります。

国語の勉強はなかなかやり辛いものです。何かを暗記する訳でもないですからね。(せいぜい漢字ぐらい)

国語の点数を上げるには決して付け焼き刃ではない「読解力」が必要になってきます。
読解力というものは、すぐに身につくものではありません。受験前に一年間読解力を上げようと努力したって無駄です。
読解力は長年の読書量で決まります。

子供のうちからたくさん本を読む必要がある訳です。

5.友達ができる

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これも意外と大事だと思います。それなりに大事だと思うから5番目のメリットとして選びました。
他の習い事でも友達はできることはできるのですが……。ただ、そこでできた友達は、違う学校の子だったりします。
また他の大手の学習塾は、そもそもの人数が少ないし、人によって時間が分けられているので、なかなか出くわせないこともあります。

公文式はみんなだいたい同じ時間に来て同じ場所で勉強するので、比較的友達ができやすい空間となっております。
また公文式は教室数が数多く点在していて、だいたい1つの学区に1個教室があります。なのでその教室にやってくる人はだいたい同じ学校の子です。

公文式で出来た友達と学校で遊ぶことも可能なのは非常に良いことだと思います。

6.その子のレベルに合わせた教材を選べる

公文式はいきなり難しいプリントを渡される訳ではなく、最初は自分の学年よりも下のレベルの教材から始まります。

そのレベルの教材が問題なく解けるようななったら始めて自分の学年の教材をやります。

そして自分の学年の教材もスラスラ解けるのであれば、今度は上の学年の教材を解きます。
そうしてどんどんレベルの高い問題にチャレンジしていけます。

いきなりレベルの高いプリントを解かされるのは、子供にとってすごいストレスとなります。
こうやって階段を踏んでいくのは非常に理想的だと思います。

自分に合ったレベルで勉強すれば、途中でつまずくことがほとんどないです。もしつまずいたとしたら、それは教材のレベルが合ってないということになります。そういう場合は先生に相談すればレベルを変えてくれます。

7.勉強の基礎力は全体的に固まる

公文式は簡単な計算問題や児童書の黙読を繰り返し行う訳ですので、基礎力を中心に学力が伸びていくことでしょう。

基礎力が伸びれば応用問題を解く上でも必ず役にたちます。
どう役に立つかというと、「単純なことを考える時間が減って、応用部分だけに脳を集中させられる」ということが挙げられます。

え、どういうことか良く分からない??

例えば、算数の文章題を解く場合。文章題を解くときには、以下のような工程を踏むことになります。

1.文章を読んで意味を理解する
2.計算式を立てる
3.立てた計算式を解く

この中で「1」と「3」は公文式で培った基礎力で十分対応できます。基礎力が見についていない生徒は1と3で無駄に時間がかかってしまいます。
算数の文章題で応用力が問われるのは「2」の部分だけです。1と3がスラスラこなせる生徒は2の部分だけを集中して考えることができます。

という訳で基礎力を伸ばすことは応用問題を解く上でもちゃんと役に立つという訳です。

8.教科を選んで勉強できる

公文式は「国語」、「数学」、「英語」から、その教科のみを勉強することも可能です。
ぶっちゃけ公文式の月謝はそこまで安くはないです。地域によって少し違いますがだいたい1教科7000円ぐらいです。これ、昔より高くなっています。
全教科やるとなると2万以上かかります

なのでお金に余裕がない場合、教科を絞ることをオススメします。
「何の教科を選べばいいんだ」という問題もありますが、基本的には子供がやりたい教科をやればいいと思います。

「公文式をやらせてみたいがうちの子に合うか不安」という方は、ひとまず1教科だけやらせてみるというのもありだと思います。

それで合うって分かったら全教科やらせてみるとか。

教科の変更は後から何時でも変更が可能です。

デメリット

1.計算ミスが増える可能性あり

メリットの方で述べましたが、確かに公文式をやると計算スピードは飛躍的に上がります。
しかしその反面、早く解くことに子供が重点を置きすぎるようになり、計算ミスが増えていく可能性もあります。
これを防ぐためには、子供が解き終えた後の公文式のプリントにはときどき目を通すことをオススメします。明らかにミスが多い場合には、子供に適切なアドバイスをする必要かあるでしょう。

ちなみに自分も計算ミスが非常に多い方です。計算ミス以外にもケアレスミスが全体的に増えました。今書いているこのブログにも数多くの誤字があります(泣)

 

計算ミスが多いと受験ミスなどで取りこぼしが多くなります。

特に大学受験などでは、問題数が少なくなり、変わりに1問の配点が高くなります(センター試験は例外ですが)。なので計算ミス一つでもすると、その1問が満点ではなくなり点数を大きく減点されます。

2.深く考えなくなる(応用力がなくなる)

これも否定はできません。
一応公文式で基礎力は身につきますし、それが応用問題を解く上でも有用に働く訳なのですが、それでもはやり応用的に考える力そのものを伸ばすのは困難です。

応用力を身につけるには学校の宿題などをやっていくしかないでしょう。

3.解き終えたプリントがゴミとして溜まる

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これも地味にデメリットだと思っています。
公文式のプリントって、解き終えた後でも教室側で回収とかしてくれないんですよ。

だから家で処分するしかないんです。

公文式のプリントの量は膨大ですので、捨てなければどんどんゴミとして溜まっていきます。

4.夜ご飯の時間が遅くなる(時間が不規則になる)

公文式は他の塾とは違い、終わった人から帰る仕組みになっているので夜ご飯の時間が必然的にバラバラになってしまいます。

そうすると生活リズムが乱れてしまうこともあるでしょう。

まあ、一応あんまり遅くなるようなら、例え終わってなくても先生が帰らせることが多いんですけどね。特に小さい子の場合は。

5.先生に当たり外れがある

他の塾でもそうなんですけどね、公文式の先生にも当たり外れが当然あります。

公文式では自主的にプリントを解き、分からない所を先生に聞きに行くわけですが、あまり良い先生ではない場合、「まずは自分で考えてみよう」を繰り返してばかりで中々教えてくれないこともあります。

そのあたりは運も絡んできますね。

何しろ先生はバイトであることが多いので、当たり外れはあります。

先生が良いかどうかは、公文式に通っている他の子供の親御さんから話を聞いてみるのが良いと思います。その教室の評判を調べるのは大事です。

6.小さい子がうるさい

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公文式は小学生未満の子も数多く入っています。

そのため、小さい子が騒いだりする場合もあります。小さい子が騒ぐとうるさくて集中できない子もいるでしょう。
中には真剣に勉強している子の邪魔をしてくる子もいるかもしれません。

公文式の先生は保育士ではないので小さい子の扱いには苦労している場合が多いと思われます。

このあたりも公文式に見学に行く際に気をつけてみておく必要がありますね。

7.社会や理科は勉強できない

小学3年生より上になると、社会や理科の勉強が加わりますが公文式はそれらの教科の教材を用意しておりません
なのでどれだけ頼んでもこれらの教科は教えてもらえません。

ですか、社会や理科は国語、数学、英語に比べると、そこまで覚える量が多かったり思考力が試される訳ではありません。

なので子供の自主学習に任せても大丈夫かもしれません。

8.受験対策はほとんど皆無

公文式はそういう塾ではないのです。
受験テクニックだとか、そういうことは一切教えてもらえません。
公文式で習得できるのはあくまで学習の基礎のみです。

まとめ

☆こんな場合公文式におすすめ

  • 勉強の基礎固めをしたい。計算力やリスニング能力を上げたい
  • 集中力を上げたい。
  • 教科を絞って勉強させたい。

☆こういう場合はおすすめしない(他の塾にしたほうがいい)

  • 受験対策を中心にやりたい。
  • 基礎だけでなく応用問題もやらせたい。
  • 最寄りの教室の環境が悪い。

公文式は無料体験学習をすることができます。2週間実際に教室で勉強をさせてみて、合うかどうかをじっくりと見定めてから決めるのが良いと思います。
その際には教室の様子や、他の親御さんの評判なども調べておいたほうが良いでしょう。

 

冒頭でもいいましたが、公文式に入るかどうかは本当に人生に深く影響してきました。良くも悪くも人生を変えさせられたと思っております。

ぜひよく考えてから公文式への入会を決めて下さい。

 

 

 

あれです。このブログの他の記事も読んだりして「こいつみたいな人間にはうちの子はしたくない」と思ったらやめておいた方が良いかもしれません。

 

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